公式ルール


1.チーム構成

・チームは、4人構成とする。

・4人のうち、1人は御屋形様とし、他の3人は足軽とする。

2.合戦場

・合戦場は、下図の規格とする。

3.標的

・標的は、御屋形様の兜および足軽の三角傘につけたポイとする。

・御屋形様は3枚のポイをつける。

・足軽は1枚のポイをつける。

4.使用できる水鉄砲

【武将・領主の部】

・竹で制作した水鉄砲のみ使用できる。某玩具量販店で販売しているような高機能水鉄砲など、文明の利器に頼った水鉄砲は一切認めない。

※水鉄砲は主催者で用意します、規格に準じたオリジナルの水鉄砲を持参可能です。

※水鉄砲の規格については、「種子島(水鉄砲)研究室」を参照

【姫様・若侍の部】

・主催者が用意した統一規格の水鉄砲を使用する。

5.試合進行方法

・エントリーのチーム数によって、総当たり戦もしくはトーナメント戦またはそれらの複合で試合を行う。

・どちらかの御屋形様がアウトになるまでを1試合とする。

・各試合には制限時間を設けることができる。

・試合準備完了の合図ののち、各チームの御屋形様の掛け声をもって試合開始とする。

・試合準備完了の合図は主審の吹く笛とする。

・御屋形様の掛け声が発せられるまでは本陣ラインより手前で控え、掛け声とともに本陣ラインをスタートする。

・試合途中の中断および試合終了の合図は主審の吹く笛とする。

6.使用できる合戦場および水がめの範囲

・すべての選手は、敵陣営の本陣ラインより手前のみ駆け回ることができる。

・すべての選手は、敵陣営の本陣ラインより手前の水がめでのみ水を補給できる。

7.アウト

・破れたか否かの判定は、明らかに穴が判別できた時点とし、審判の判断に従うものとする。

・装着しているポイが全て破れた選手はアウトとし、場外に退出する。

・兜および三角傘が脱げ落ちた選手はアウトとし、場外に退出する。

・御屋形様がアウトとなった場合、その時点をもって試合終了とする。

8.得点

・勝敗の決定およびリーグ戦の順位決定に使用するため、御屋形様の残っているポイ1枚を1点とし、さらに生き残っている足軽1人につき1点を加算した点数を計算する。

9.勝敗の判定

1.御屋形様がアウトになったチームはその時点で負けとなる。

2.御屋形様がいずれもアウトにならず制限時間を迎えた場合は、8の方法で計算した点数の高いチームの勝利とする。

3.1および2で勝敗の決着がつかない場合は、御屋形様の残っているポイの枚数が多いチームの勝利とする。

4.3で勝敗の決着がつかない場合は、御屋形様同士による一騎打ち戦を行い勝敗を決する。

10.中断

・競技中、事故などにより試合の継続に支障を及ぼすことが発生した場合は審判長の判断により中断または中止とすることができる。

11.反則

・合戦場外もしくは敵陣営本陣ラインに自ら出た場合。

・合戦場外もしくは敵陣営本陣ラインに相手選手を押し出した場合。

・水鉄砲以外で直接水をかけた場合。

・審判団の注意警告に従わない場合。

・水鉄砲以外の手段で攻撃した場合。手、足、頭突き、刀、槍、矢、などでの攻撃。

・兜、三角傘、水鉄砲などの備品を故意に破損した場合。

・上記反則を犯した選手は、退場とする。

・上記により御屋形様が退場となった場合は、相手チームの勝利となる。

・暴力行為および生命を危ぶむ反則は、特に重度の反則とみなしその選手の今後の出場は一切認めない。

12.その他

・このルールに定めない事項が生じた場合は、審判団および主催者にて協議の上、決定するものとする。

(ルールの改廃等)

平成18年 8月17日 制定

平成18年 8月27日 一次改定

平成19年 8月11日 二次改定

平成21年 6月27日 三次改定

平成22年 8月16日 四次改定

平成25年 7月1日 五次改定(水鉄砲規格サイズ変更)

令和元年 6月7日 六次改定(竹製の水鉄砲は武将・領主の部)